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子供と大人の肥満は違う

大人でも子供でも「肥満」が示す意味は同じですが、肥満が抱える問題や治療方法は違ってきます。

最近流行のメタボリック・シンドローム(内臓脂肪型肥満と糖尿病などの成人病を同時に抱える状態)は主に成人の肥満に見られる症状で、肥満と病気が直結しています。

それに対し、子供の肥満は肥満だからといってすぐに病気を引き起すとは限りません。「将来成人病にかかりやすい予備軍」ということになります。子供の肥満のほうが時間的な猶予があるのです。

もう一つ、子供の肥満のほうが優位にあるのが、子供は成長によって背が伸びたり体質が変わるチャンスがあるということです。大人はもう身長が伸びるということがありませんから、肥満を解消するには減量がメインになります。一方、子供の場合は単純に体重を減らすのではなく、成長を見据えながら食べるものを変える、食べ方を変えるという「食事療法」が中心になります。それに成長が加われば、大人よりもずっと楽に肥満を解消することができます。

しかし、大人のダイエットはその人自身ががんばれば済むことなのに対し、子供の場合は食事の管理を親が握っています。子供の肥満は親のサポートなしでは解消されません。言い換えると、親が頑張れば子供の肥満は解消されるということになります。一人では孤独なダイエットも、親子で励ましあって治療すれば、きっと肥満を解消できるに違いありません。

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